ゆるり草格日記

草格闘技塾MARS代表のブログ

2008年7月31日
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判定は難しい・・・

内藤大助選手が3度目の防衛に成功。
昨日のダブルタイトル戦は2試合とも良い試合でしたね。
内藤と清水の試合は4Rと8Rにジャッジのポイントをアナウンスするというスタイル。
4Rまでは内藤の動きが固く清水のリード。
ただ、それ以降は内藤が落ち着いてペースを取っているなと感じていたので判定を聞いてビックリ!
内藤自身も8Rで負けていたのでビビッたと言っていましたが私もビビリました。(^_^;)
倒せたから良かったようなものの、あのまま判定まで行っていたら危なかったんでしょうねぇ。
ボクシングの判定ってホントにわかりません。
毎回当たった試しがない(^_^;)
まぁドラマの視聴率もよく、盛り上がっていただけに勝てて良かったなと。
次は亀田なんでしょうか?
あんまり見たくはないかなぁ・・・
亀田はもう良いです。(+_+)

2008年7月11日
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久しぶりの寝技デー

ここのところ寝技系のメンバーが来れず、マットの上は閑古鳥が鳴いていた。
しかし昨日は久しぶりの賑わい。
やっぱりマットが賑わってないとMARSの雰囲気が出ないなと実感。

2008年6月8日
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武術的PK

サッカー日本代表、遠藤選手が実に見事なPKを魅せてくれた。
オマーンとの試合、前半は0ー1で折り返した後半。
必ず追いつかなければいけない場面でPKのチャンス。
キッカーは遠藤。
ここまでファインセーブをしていたキーパーなのでイヤな感じもあったのだが・・・
ト・ト・ト・と何気なく助走。
そのままの流れで何気なく右隅にキック。
素人目にはスローでなんて事のないキックに見えるがキーパーは全く動けずにボールはゴールに吸い込まれた。
おそらく遠藤が勢いよく助走してスピードのあるボールを蹴っていたら止められていたのではないだろうか。
キーパーは完全に「間」を外されてしまい、体も心も反応出来なかった。
あの間の外しかた、拍子の取り方はまさに武術的といっていいだろう。
古い話だが、ヒクソングレイシーと西良典の試合を思い出す。
組まれたら分が悪い空手家の西は絶対に組ませずに打撃で戦うつもりでいた。
しかし、ゴングのあと握手でも求めるかのように何気なく近づいてきたヒクソンにそのままあっさりと胴タックルを許してしまった。
すっかり虚をつかれてしまった西は何も出来ずにあっさりと敗れてしまった。
これも今回のPKと同じで西は握手かな?と気持ちを緩めて受け入れようとしてしまったために、体も心も止まってしまったのだ。
いわゆる居着いてしまった。
反射神経の戦いではなく、人の心理や反射をついた戦い。
サッカーというスポーツの中に見えた武術的な場面。
オマーンとの試合は引き分けで終わったが、良いモノをみせてもらった。

2008年5月22日
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中村大介

夜中にやっていたDREAMをみた。
U-FILE の中村大介という選手をはじめてみた。
程よく力が抜けていて良い選手だ。
ちょっと注目してみようかなぁと思う。

2008年5月21日
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モーリススミス・・・

6月8日の戦極で吉田と対戦が決まったらしい。
まだ現役だったの?
それともこの試合だけの復活なのだろうか?
UFC以前の総合格闘技やK-1で活躍したとてもクレバーな選手だけど、すでに46才。
今の総合の技術というものを考えるとスミスの技術が通じるとは思えない。
対戦相手である吉田が組み技系の選手であるということを考えても今回の試合は難しいのではないだろうか?
吉田の勝ちという結果が欲しいということなのだろうか・・・
う~ん、戦極の先行きが心配だ。

2008年5月6日
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DREAM2(テレビ観戦)

PPVで見れなかったので今回は地上波での観戦。
結果は事前に知っていたので少々さめた目線での観戦となった。
桜庭 和志vsアンドリュース・ナカハラ
ナカハラ選手は極真の選手らしいがバランスがとても良いし、体の力も強い。
さすがにこのスタイルでのキャリアがないので結果については仕方ないが、これからもしかしたら化けるかもしれない。
・・・でも寝技を覚えたら良さが消えるかもしれないなぁ。
田村 潔司vs船木 誠勝
前回の桜庭戦同様、7年前なら黄金カード!
しかし今は・・・
船木の動きが固過ぎる。
田村も船木も技と技の間にイヤな間が出来る。
あの「間」はプロレス出身の癖なのだろうか?
魅せる意識が染みついているのだろうか?
プロレスには必須だが格闘技には必要のない間だ。
今回の試合をみて、もう船木がトップとして活躍することはないと確信した。

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2008年4月9日
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K-1 WORLD MAX

久しぶりに更新です。
テレビ観戦したK-1MAXの観戦記。
城戸康裕vsイム・チビン
構えや動きを見た限りではイム・チビンの方が実力はあるように見えた。
おそらく本人もそう思っていただろう。
その余裕が裏目に出てしまった。
余裕を持って見過ぎた結果、出会い頭に良い膝が合ってしまった感じ。
M・ザンビディス vs A・サワー
ザンビディスのパンチは確かに強いけれど、フックしかないのでそれほど怖さはない。
1~2Rは身長差とパンチを警戒しすぎてサワーは戦いづらそうだったが時間が経てばサワーとの実力差が出てしまう。
最後のハイキックはザンビディスの右グローブの死角から入ってきたのでザンビディスは見えていなかっただろう。
佐藤嘉洋 vs M・ディレッキー
1Rは勢いとパンチの圧力に戸惑っていたが、冷静になれば佐藤の方が実力は上。
ディレッキーのような選手は足が止まってしまうと翼をもがれた鳥状態になってしまう。
ローで的確に動きを止めるいつものスタイルで危なげなく勝利。
HAYATO vs 藤 ツカサ
いつも思うけれど、まだこのリングにあげるのは早いのではないだろうか?
HAYATOはスピードはあるが軸がすぐに折れてしまうし、重心が後ろに乗ってしまうのでパンチが当たっても効かない。
藤は前蹴り以外の技はまだまだ使えるレベルにない。
あれがチャンピオンの団体ってどうなの?
話題性だけの試合で選手がつぶれてしまうのは見ていて忍びない。
ブアカーオ vs クラウス
ブアカーオが危険を冒さず自分の距離で戦ったのが勝因。
クラウスはもう少し工夫がないと勝てないだろう。
この試合、延長ラウンドまで行く必要があったか?
本戦で十分決まっていたと思う。
魔裟斗 vs カラコダ
魔裟斗はよく練習しているというのが分かる。
前回くらいからグッと実力が上がっている。
カラコダも最後までパンチが死んでいなかったので、一歩間違えたらカウンターを食らって魔裟斗が負けていたかもしれない。
パンチの切れだけを見ればMAXの中でもカラコダが一番だろう。
魔裟斗のパンチは切れというよりスピードとパワーだ。
寄りかかる感じが軸を傾かせ、切れを無くしている。
KOに繋がったパンチは最後の一押しが上手かった。
右のフックが効いて平衡感覚がないところを一押し。
これでこらえる間も無く倒れてしまった。
あの一押しがなければクリンチでごまかせていたかもしれない。
カラコダはそのくらいしぶとい選手だ。
今回の大会を見ると、優勝候補はやはりサワー。
対抗で魔裟斗といったところかなぁ。
ブアカーオは単調なのとスタミナが気になるし、佐藤はローを効かす前にどのくらいダメージをもらってしまうかによるだろう。
完成度という点ではやはりサワーが抜けている。
魔裟斗はダメージなく決勝までいければ優勝の可能性もあるだろうが、難しいだろうなぁ。

2008年3月6日
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戦極 ~SENGOKU~

プライド消滅後に立ち上がった総合格闘技イベント「戦極」
メンバーをみると全体的にちょっと厳しい感じも否めないが、総合を盛り上げてくれるイベントに成長してくれることを期待しながらの旗揚げ戦観戦。
ファブリシオ・“ピットブル”・モンテイロ vs ニック・トンプソン
川村 亮 vs アントニオ・ブラガ・ネト
瀧本 誠 vs エヴァンゲリスタ・サイボーグ
藤田 和之 vs ピーター・グラハム
三崎 和雄 vs シアー・バハドゥルザダ
五味 隆典 vs ドゥエイン・ラドウィック
吉田 秀彦 vs ジョシュ・バーネット
以上7試合。
面白かったのはメインだけ。(T_T)
あとは肩書きはあるけどレベル的にどうなの?という選手や久しぶりで勘が戻らない選手ばかり。
メインがなかったら失敗の大会といっても良いのではないだろうか?
瀧本は打撃の選手にアキレスを極められてしまう失態。
足関節は極め方・極められ方を知っていないと防げない。
アキレス腱やヒールなども極まるその瞬間まで痛みはないのでついついノンビリと持たせてしまうが、それではいけないのだ。
おそらく練習でも足関節を取り合ったりしないのだろう。
見ていて危ないぞと思う段階でも、痛みが無いので逃げるよりも先に、自分の目の前にある相手の足を極め返してやろうとしてしまう。
結果、足関節の上手い方が落ち着いてじっくりと極めるチャンスとなってしまうのだ。
足関節が柔道にはないとはいえ、総合のデビュー戦というわけでは無いのだからもう少し対応してしかるべきだった。
藤田は勝って当たり前の試合だったし、三崎も打撃の下手さ加減が路程。
相手がそれほど強い選手ではなかったのでなんとか勝てたが、三崎強し!!という印象は残らなかった。
五味は久しぶりの試合で勘が鈍っていた。
パンチがあたり相手が尻餅を付いたとき、以前の五味ならすぐにたたみかけただろう。
しかし、ダウンの瞬間、両手を広げてポーズ・・・タイミングが遅れてしとめきれず(´ヘ`;)ハァ
あそこでいけていればもっとスッキリとした試合になっただろう。
そしてメイン。
総合格闘技という観点からすれば凡戦だし、純粋な総合ファンは「何を遊んでいるんだ!!」とイライラした試合だろう。
実力的にはジョシュの方がかなり上。
ジョシュが結果だけにこだわって試合をしていたら1R早々にでも決着できた試合だ。
しかし、ジョシュは違った!
この試合、ジョシュにとって大事だったのは勝つことよりも柔道家の吉田をキャッチレスリングの自分がスープレックスで投げること!!
対する吉田も練習してきた打撃を当てることを主目的にしていた。
お互いの勝負だけにこだわらない姿勢が噛み合い試合がスイング!
打撃で一瞬押す吉田、組合った瞬間に見事なバックドロップを決めたジョシュ!
ここですっかり引き込まれた。
寝技でも殺気立った打撃の撃ち合いにはならず、お互いに 「何か」 をねらってやろうという表情。
その後もスープレックスをねらうジョシュ、柔道家のプライドで投げかえそうとするも投げきれない吉田。
単純に相手を倒すということよりもお互いが 「技を出す」「見せ場を作る」 という意識が見えてくる。
吉田にはそこまでの余裕は無かったかもしれないが、ジョシュは明らかに「勝てば良い」という姿勢ではなく「格好良く極めてやる」という気持ちだったことは確かだろう。
その結果、「技の攻防」が生まれ、見ていてワクワクする試合となった。
「勝てばいい」というアマチュア精神の選手が大半をしめる総合格闘技のなかで、ジョシュ・バーネットという選手は「魅せる」ということを意識している数少ない選手の一人だ。
柔術や総合の売名に散々利用されてきたプロレスの、カールゴッチやUWFというものにあこがれた私達の世代の溜飲を下げてくれるのがジョシュ・バーネットだ。
試合は残り2分までスープレックスを狙っていたが、最後はヒールホールドできっちりしとめて名試合を完結させた。
今の若いファンはどう感じたかわからないが、私に近い世代のファンは非常に楽しめた試合だったのではないだろうか?
メインがなければ損した気分になった大会だが、メインだけでもPPV分は楽しませてもらった

2008年2月18日
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創立記念日

今から17年前の1991年2月18日
我が草格斗技塾MARSが第一回目の練習を行った記念すべき日です。
まさか17年も続いていくとは思ってなかった21才の春でした。
ただ格闘技が好きなだけ、プロレスが好きなだけ、何かやりたいけど思い切れない、そんな環境もない・・・そんな人が集まって週に一度手探りではじまったMARS。
練習方法もマットの敷き方もわからずに、シワシワで隙間だらけのマットの上で技術書を読んだりテレビやプロレスで知った技を掛け合う・・・「中学の休み時間かっ!!」と今なら突っ込んでしまうような練習(といって良いのかな?)でしたね。
あれから17年。
当時おっさんを自称していた「をぢさんっ★」の年令を遙かに凌駕している私です(^_^;)
そしてその「をぢさんっ★」は2人の子供を連れて練習に参加しています。
大会に参加するわけでもなく、メジャーを目指すわけでもない。
ただ、木曜日に集まって格闘技のまねごとを自由に楽しんでいるだけ。
メンバーのモチベーションがどこにあるのか?
いったい何を目標にしているのか?
よくわからないまま続いている不思議なサークルです。
この先いつまで続くのだろうか?
とりあえず、ここまできたら20年を目指してみますか。
まぁだからといって何も変えませんけどね(^_^;)

2008年2月2日
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K-1MAX  

もちろんテレビ観戦!
全体的にはレベルが拮抗した良い試合が多かったと思う。
ただそれなりのレベルで拮抗しているだけで、突き抜ける選手がいなかったのは残念だ。
優勝は城戸選手だったが、魔裟斗は余裕を持ってみていたのではないだろうか?
今年も自分を脅かす選手は出てこなかったと。
HAYATOの戦い方を見ていると心配になる。
ちょっと打たれすぎるのだが、中途半端に打たれ強い。
打たれ強いのなら良い、打たれ弱くても試合に負けるだけで体へのダメージという点では良い。
しかしHAYATOは危ない。
このペースで試合をしていると脳へのダメージが心配だ。
決勝戦の最後のダウンは明らかにダメージの蓄積からくるダウンだった。
普通なら倒れるパンチではない。
選手の健康を考えるのなら、試合内容によって試合の間隔を決めるようなシステムをちゃんと作らないとまずいだろう。
今でもKO負けなら数ヶ月とか基準はあるのかもしれないが(ないのかな?)例えKO負けではなくても今回のHAYATOの様な試合ではダメージの蓄積はKO負けと変わらない。
今や日本に於いて人気の面ではボクシングを凌ぐK-1なのだから、そういったシステムの面でもボクシングを凌ぐようなモノを作って欲しい。