ゆるり草格日記

草格闘技塾MARS代表のブログ

戦極の乱2009

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例によってPPVでの観戦です。
戦極は回を重ねるごとに厳しさを感じますね。
このレベル、この選手層で大丈夫なのだろうか?と。
今後もこの規模で行うのは厳しい気がします。
選手層が薄い、レベルが低いというのは若い選手、無名な選手にもチャンスがあると言う事も出来ますが、あまりそういった選手ばかりが増えてしまうと興業自体のレベルが下がり、求心力も失ってしまいます。
PPVで3,150円・・・次回からこの金額を払ってでも見るかなぁ?
購入前に悩み、見終わったあとに高いなぁと感じてしまうようでは・・・。
さて試合について少しだけ触れておきましょう。


とは言うものの・・・語りたい試合がない(^_^;)
話す気になるのは辛うじて最後の3試合くらいでしょうか。
●吉田vs○菊田
お互い年令も近く、道場を背負っての戦いです。
形の上ではそうなのですが、見ている人がどれだけそういった目で見ていたのか疑問です。
桜庭・田村戦もそうですが、お互いにピークは過ぎている選手なのでどこか優しい眼で見てしまい、どちらが勝っても「ああそうか」という感想しかありません。
●三崎vs○サンチアゴ
戦前はサンチアゴの圧勝かと思っていましたが、三崎の動きがいつになく良かったですね。
ただ、良かっただけに最後までそのペースを続けるのは難しいものです。
手数や的確に当てて押していたのは三崎ですが、ダメージを与えるまでには至らなかったのが敗因でしょう。
肉体的ダメージがなければ、なかなか心は折れません。
○北岡vs●五味
順当な結果でしょう。
勢いに乗っていたころの五味であればまだしも、今の五味では北岡だけでなく、トーナメントに出ていたどの選手にも勝てないのではないかと思います。
一度止まった勢いを回復することはとても難しいモノです。
体の面でもそうなのでしょうが、まずは気持ちをどれだけ変えていけるのか?ということが今後の五味の課題でしょう。
変えることが出来ないのであれば、選手として続けて行くのは難しいでしょうねぇ。
五味に勝ちタイトルをとった北岡選手ですが、かつての五味のように引っ張って行ける存在になれるのか?
あのキャラクターではなかなか受け入れられないかもしれませんね。
私も個人的には強いとは思いますが、好きにはなれません。
年末のDynamite、今回の戦極をみて格闘技ブームは終わったなと感じざるを得ませんね。

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