ブログの更新も滞っている間に年が明けてしまいました。
今年はもう少しマメに更新したいなと思います。（現時点では・・・）
まずは年末に行われたDynamite!!とPRIDE男祭りについて感想などを。
今年は地上波で唯一の放送となった格闘技のK-1Dynamite!!
カード編成は相変わらず。
話題性重視で試合開始前までは楽しめるがはじまってしまえば「まぁそんなもんだろうなぁ」という試合ばかり。
所とホイラーの試合は楽しめたがあとは早送りで見てしまった。

金子、石澤、曙、桜庭は何も変わらず。
もうすでに終わっている選手達ばかり（金子は伸びるのだろうが、いかんせん年令と経験を考えると時間がない。）。
桜庭はシュートボクセに行った時点で自分の持ち味、魅力というものを捨ててしまった選手。
あのスタイルではもう通じないし、桜庭より強い選手は腐るほどいる。
石澤と曙はあのスタイルで決め技を何も持っていない。
あと気になったのはTBSの放送の仕方。
なに？あの再放送の数は？
あんな放送するなら２時間くらいにまとめて当日の試合だけ見せてくれた方が良い。
TBSは散々叩かれたのに変わらないなぁ。
さて、対するPRIDE男祭り。
地上波はなくなってしまったが、そのお陰で格闘技ファンのみたいカードが揃った。
試合内容はどれも素晴らしく、レベルの高い技術のしのぎあいを見せてくれた。
第一試合の美濃輪vs田村。
４年前の敗戦から美濃輪の成長振りが見られると期待していたのだが、美濃輪の一番悪いパターンが出てしまった。
第２試合　青木vsハンセン、もう少しハンセンが見せてくれると思っていたが、青木の一番得意なパターンにはまってしまった。
青木のあの戦い方はしばらく通用するだろうなぁ。
ただ、狙われる立場になった時にどうかな？
第３試合　郷野vs近藤　
試合後に観客からブーイングが出ていたが、なかなかどうして緊迫感のある面白い試合だった。
ただ、やはりこの数年で力の差は開いてしまったなと感じた。
第４試合　ショーグンvs中村
中村が良かった！パンチが成長していた。
ショーグンを突進させず、かなり追い込む場面もあり、次に期待が持てる試合内容。
ここからもう一伸びすると大化けしそうな予感が溢れる良い試合だった。
第５試合　川尻vsメレンデス
これまでメレンデスの印象はそれ程良くなかったんだけど、この試合では強さを感じた。
ただ、青木とやっていたら良さを殺されて負けていただろうなぁ。
寝技にどこまで対応出来るのか見てみたい。
両者一歩も引かない壮絶な打ち合いが見事だった。
第６試合　藤田vsクルタニーゼ
まぁこれは藤田が勝って当たり前の試合。
第７試合　五味vs石田
久しぶりに五味らしい試合を見た。
第８試合　吉田vsトンプソン
これも美濃輪同様、吉田の性格が災いし、勝てる試合を落としてしまった。
自分より２０キロ思い相手と正面から打ち合って勝つわけがない。
吉田にも桜庭と同じ兆候が見えてきたなぁ。
道着を着て、寝技に引きずり込み力ずくで決めてしまうのが吉田の持ち味。
打撃にこだわったらダメ。
第９試合　ジョシュvsノゲイラ
この２人の試合は面白い！
特に私達UWF世代にはジョシュの技はたまらない。
ただ、ちょっとジョシュのコンディションが悪かったかな。
ノゲイラはボクシングが凄く上手くなった。
ただ、あのスタイルでヒョードルに勝てるかというと、ちょっと疑問。
第１０試合　ハントvsヒョードル
戦前の予想に反して、ハントが頑張った！
テイクダウンをとられた時に、終わったと思ったが、逆にヒョードルを追い込んでいく。
最後もアームロックを決められていたが、それでもギブアップしないハートに感動した。
ハントが真剣に寝技の練習をしたら妥当ヒョードルの一番手は間違いのない所だろう。
ただ、サモアンが真剣に練習を一年も続けられるとは思えないが・・・(^_^;)
いや～長くなってしまった。
この試合の感想を比べてもらえばどちらの興行が面白かったかわかって頂けるだろう。
年末の格闘技がDynamiteだけじゃなくて本当に良かった。
PRIDEさん、すっきりと年を越せる試合をありがとう。
今年のプライドも楽しみだ。