またまたご招待を受けて、プロレス観戦に行ってきた。
場所は後楽園ホール、団体はゼロワンマックス。
田中将斗や大谷などのいる団体。
今日は３周年記念大会だったらしく、新日本プロレスの中西や金本も出ていた。
さすがに新日本のレスラーは違った。
まず華があるので出てきた瞬間に空気感が変わった。

試合時間はおそらく一番長かったと思うが体感的にはまったく長さを感じさせない試合だった。
しかし最近のプロレスは・・・

１つ１つの技が軽くていけない。
技の切り返しが多すぎるのがその原因だろう。
もっと徹底的に受けきるだけの技量がないと見ていてつまらない。
第１試合とメインが同じような技を使っていてはダメだろう。
今のプロレスを見るたび昭和のプロレスの懐かしさを感じる。
最近はみんな流行の技を使っていて自分だけの技がない。
特別な技やとってつけたようなものではなくて、普通のレスラーがやれば痛め技だけど、この選手がやると必殺技になる！というものが欲しい。
そして一試合で見せるのは一度だけ。
それが見たくて試合に引き込まれていく部分というのは大きいはずだ。
派手な飛び技もいい、複雑な投げ技もいい、でも最後にはシンプルだけど説得力のある技を見せて欲しい。
今のような試合が主流では、上手いなぁと唸るような選手はなかなか出てこないだろう。
一緒に行ったMARSのメンバーは初めてプロレスを生で見てとても楽しんでいた。
もうプロレスをみてもそんな楽しみ方は出来なくなってしまった私は試合よりも彼らを見ている方が心躍った。
彼らの中に数十年前の自分がいた。