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をぢさんっ★ 2003.4.2

をぢさんっ★のよもやまっ!3

「僕と武道とよもやまと1」
〜「K道場」の話し〜

まいどっ、をぢさんっです。この「草格斗技通信」に寄稿して、はやPART3になってしまいましたが、まだまだ色々な事が書けそうです。ただ、僕は文章を書いていても必ず話が脱線してしまうという悪〜いクセがあるもんで…(^_^;)え〜…、ここをご覧の皆様にお聞き苦しい… じゃなくって、読み苦しい?(こんな日本語があるか知りませんが…)という批判のお言葉をいただいているのではないかと、ちょと気になっているところです。

しかしながら、きっと他の寄稿被依頼者?(こんな日本語があるか知りませんが…)つまり砂金代表から「ねぇ〜?今度さぁ「草格・通信」の原稿書いてくれよぉ〜う。」と依頼されてるんだか、口説かれてるんだかの人は、なんかものすごぉーく固い文章を書いて来るのではないかと思いますんで(だって、まっちんなんかさぁ、すっげ堅いんだもんね )
僕の担当はバラエティと決めさせていただいて、文体もグッと砕けた(このホームページの前項の「草格斗技通信」から読み進めてきた方、ゴメンなさい。僕はこーゆー文章しか書けませ〜ん♪)メール型文体?(こんな言葉があるか知りませんが…)で進めさせていただいております。

…それにしても、やたら!マークや なんかが散りばめられると、10代の女の子のメールならまだしも、い〜い年したオヤジが書いていると思うとげ〜んなりするでしょ?
だいたいこの文も(かっこ)だらけで読みにくいですよねーっ。(^_^;)

僕はこのホームページをどれだけの人がアクセスして、ご覧になっているかを全っ然、知りません。
しかし、MARSに初めて顔を出す人の話をきくと、
「『格闘技』のサイトを検索してたら、めっけた☆」という人がやっぱ多くて、
「高校時代は空手部で、社会人になってから柔道を始めたんだけど、どうも道場のキッツい練習についていけなくて…」なんて人や
「え〜…わたくし、古武道を長年修行しておりまして…」…んな人はまれだけど。
どっちかって言うと
「プロレスが好きだしぃ、格闘技もやってみたいんだけどぉ、まるっきりシロウトだから本格的にやるのは怖いしぃ…。気軽な同好会みたいなものないかなーってパソコン叩いてたら、あったから開いてみただけなんだけどぉ、見るだけでもいいですかぁ?…わくわく 」
という女子学生風の軽〜いノリの人のほうが圧倒的に多いのではないかと思うのですね。

そこで「本格的にやるのは怖い」とか「道場のキッツい練習」と言われている「武道」について、今回はよもやましてみたいと思います。

K道場

僕は古武道の「K」(あえて名はふせます)道場の元・門下生です。( ̄− ̄)
この「K」での経験はけっこう面白かったので色々と話してみようかなっ。
現在、「K」は古武道の当て身中心だった前身を脱ぎ捨て、完成された「総合武道」としてまったくスタイルが変わってしまいました。しかし、僕が門下生でいた頃は、有名なプロレスラーは練習に来るわ、師範はテレビに出まくるわで、けっこう名前だけは有名な流派になっていました。(今は…知りません。)
「K」の技の特徴は実戦を想定して組み込まれた「急所」を狙う打撃と、あらゆる場所に対応して多彩な変化をする攻防にありました。
正直な話し、僕は「K」に入門する前には柔道しかやった事がない、ただの青年でした。(僕にだって青年の頃はあったんです。最初から「をぢさんっ」ではないのだ。)
武道のなんたるか、現代社会においての武道のありかたや武道に対してどんな付き合いをすれば良いかを習ったのも「K」での事でした。
先生が古流に有りがちな「机上で想定された型稽古」を一旦排除し、長年の実戦(喧嘩や他流試合など)で開眼した独自の理論を基に、まったく新しいものを創り出そうと研鎖を重ね、ようやく形が出来上がったばかりの「K」は僕ばかりではなくMARSの砂金代表やパンクラスのレフェリー廣戸氏、某・有名覆面レスラー(ツノのある人)、掌打を初めてUWFに持ち込んだ船木優治(現・誠勝)も門下生として在籍してました。
門下生としてではなく、「ちょっと、技なんぞを教えてください。というレスラーに至ってはアントニオ猪木、グレート・カブキ、武藤敬司、スコット・ホール、ジョージ・高野、ライオネス飛鳥などメジャーからマイナーまでなんでもござれという懐の広さで、裾野を広げていたのでした。

ところでたいていの日本の武道は、基本的に香取神道に端を発するとされることから神道を立てているのが一般的です。
道場には「神前」が作られていて三種の神器の「鏡」が据えられている所が多いですね。(…確認したわけではありませんが)
これは相撲が奉納相撲をするのと同様に古来、日本では武道が神事的な位置づけをされていたので、その名残と言えなくもありません。(…確認したわけではありませんが)しか〜し、現代の神前は宗教的に意味ではなく、稽古前に気持ちを切り換えたり、自分を鼓舞する意味で存在していると僕は考えているのですが、だから黙想したり礼をするのはなんつーか精神統一…かなー?まぁ、そんなとこですかね?(誰に聞いてるのかしら?)かなーり、いいかげんな話ですが、ここらで適当に流しておかないと
「いや!それは違〜う!だいたい神前というのはだな…」
とか騒ぐ人が必ず居るんだよね、これが…。(^_^;)
だからあまり触れないでおきたいと思います。(ツッこまないで下さい)

ちなみに「K」は神前がありませんでした。神前の場所に師範先生のイラストが置いてあってイラストに向かって黙想したり、礼をしたり…。「道場では自分が神である」というところでしょうか?(…もちろん、確認したわけではありませんが)
「K」はちょっと新興宗教的な雰囲気がありまして、先生の言う事は「絶対」で、先生が白いものを黒と言ったら道場生が一斉に黒という。体育会以上の独特な世界でした。

「押忍(オス)」…この言葉は空手の道場なら当たり前に使われている挨拶ですね。
たった漢字にして二文字の単語の中に「おはようございます。ありがとうございました。はい、わかりました、承知しました。失礼します。…」等のありとあらゆる意味が隠されている大変便利な言葉です。(…当然、確認したわけではありません)
しかし、この言葉は道場の中、もしくは関係者以外には通用しないと言う点が弱点です。
たとえば
A「押忍。」(こんにちは)
B「押忍。」(どうもどうも)
A「押忍ー。」(先日は結構な御歳暮を頂きましてありがとうございました。)
B「押〜忍?」(いやいや、お気に召しましたでしょうか?)
A「押忍!」(はい!大好物でしたので美味しくいただきました!)
B「〜押忍。」(〜そうですか、お気にいっていただければ幸いです)
A「押忍。」(本当にありがとうございました。)
………んなわけない!(*_*;)

やばっ!………空手関係者のお怒りの声が聞こえる!いかん、いかん。
きっと、こーゆー脱線をするのが僕の悪いトコなんだな。

…ごめんよぅ。俺が悪かったよぉう。かんべんしてくれよぉ。(ToT;)

…え〜…道場は神聖は場所として土足厳禁・入退出時には礼。というのはだいたいどこも変わりません。(…もちろん、確認してるわけがないに決まってるじゃないですか!)
「K」は通常の「こんにちは」とか「こんばんは」の言葉の前に「押忍」が入る独特の挨拶を使用していました。
駅や街中で会っても「押忍、こんにちは!」というあまり耳慣れない言葉が交わされたものです。
「K」の特徴と言うか、流派アイデンテティ?(こんな言葉があるか知りませんが…)は「喧嘩(路上で起こりうる現実)を現代の戦場と考え、武芸として発展させる。いわゆる『喧嘩芸』」でした。
この「喧嘩芸」という文句を師範が出した本の中だけでなく、道場の表の看板にまで堂々と書きつらねたものですから、当時、近所で起こった暴行事件や喧嘩沙汰は全て門下生が起こしたものだと勘違いされて、警察にマークされた事もありました。
僕が門下生でいた頃は、パトロール警官の巡回コースになっていたらしく、一日に一回は制服警官が顔を出していました。(ウソのようなホントの話です)

もう一つの「K」の特徴はズバリ!「金的攻撃」にありました。
「武道において急所攻撃は白眉である!」と師範は公言をはばかりませんでした。
おかげで「格闘技界の異端児」とか「あれは武道じゃない!」などとイロイロと騒がれましたが、極真の故大山倍達館長が
「急所攻撃こそ武道だ。そうでなかったら、女性や年寄りは永遠に若者に勝てない」
と発言したおかげで、どうにかこうにか市民権を得られました。

…しかし、ひとくちに金的攻撃といっても、これはこれでむつかし〜いのです。
男性は股間を反射的に護るものです。ましてや、男性のタマタマは自由にコロコロと動くことによって衝撃から逃げるような構造になっているのです。(^o^;)
おまけに股間打ちを練習しようにも、一歩間違えると、受け手が一生回復しないダメージを負う事も考えられます。
それに金的と言うのは前途したとおり、反射的に護るように本能に刻み込まれている。
つまり野生動物が本能的に護る、身体の内側の中心部にあるのです。
と、言うことは男性は誰でも股間を打たれそうになれば、防御をするものだと言うことですね。
そりゃあ、そうだ。あれは痛い…!(xox;)
きれいにもらったら吐いてしまう程、つらいモノですもんね。…っとにいた〜いのよぉ!
「ワールドプロレスリング」の真鍋アナウンサーが金的をもらいまくっていたのは……、なんでだろ〜?

練習用にファウルカップを着けて、その上から女性のガードルのようなサポーターを二枚重ねて履く。(ビシバシ打たれてるとカップがずれるからです。)
それでも、強烈な打撃のせいで硬質プラスチックのカップが割れるんですよね…。
(僕はきれいに割れてしまって片方のタマがリンゴ大に腫れ上がった事があります。
その時は病院にいって注射器(!)で、タマタマに溜まった血を吸い取られました!
腫れ上がったタマに直接、針がプスリと刺さる瞬間を想像してみて下さいな!
…う〜…、いま思い出してもタマタマが縮み上がりますね…。ぶるぶる。(ここを読んでいる女性の方。汚くて痛い話でごめんなさい。)

そこでカップはテーピングテープをグルグル巻きにして着用、ずれ防止のガードル2枚、稽古着(当時、「K」はプロレスラーのようなナイロンの伸びる素材のものを採用してました)のズボンの股間はファウルカップをしてもかさばらない様にフットボールのような紐で編み上げる式。…はたで見ると、いったいどこが古武道なんだろう?と首を傾げてしまうような格好でした。(今は柔道着になったそうです。)
さて「K」の技術的な特徴と言うと、「相手を動けない状態にしておいての打撃」と「拳を使わない打撃」にありました。
動けない状態にしての打撃を「不動打ち」といい、拳を使わない打撃を「掌打」といいます。

いまでこそ、グレーシーがメジャーにした「マウント」ですが相手に馬乗りの状態と言うのはまぎれもなく「相手を動けない状態」と言ってもいいでしょう。
「K」では、立ったまま相手を動けない状態にする「立ち抑え」を重視し、立ち関節技も多彩でした。

そして「掌打」。これこそが「K」道場を「K」道場と言わしめる象徴の技です。
そのためには、「間合い」という事を説明しなければなりません。
間合いには投げを前提とした「組合い」、密着した「無合い」、打撃の間合い「離合い」などがありますが「掌打」は離合いより近い「手合い」によってその威力を増します。
手のひらで相手の顔や顎などを包み込むように撃ち抜く掌打は、不動打ち・手合いと組み合わせる事で、間合いで反撃を封じ、立ち抑えで固定するという独特の打撃を生みました。

う〜ん…。「K」道場の事だけで、かなりの文章が出来てしまうな。(=_=)
だいたい、ほとんど「武道」について書いとらんじゃないか。あ”ー…。

ま、今回はよもやま話ということで、かんべんしてください。
「K」道場・「掌打」などについて知りたい人は僕が練習に出た時に、とっつかまえて聞いてください。
親切丁寧に手取り足取り教えたげます。(金的攻撃は教えられません。あしからず)

では、今回はこのへんで…。次回こそ「武道」について書いてみようかな?

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