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すなけン 2006.1.27rewrite(不明)

足し算?引き算?

タイトルを見て、なんのこっちゃ?o(@.@)o ナンジャコリャ!!と思われたことでしょう。(^_^;)

発想・文化の違い

欧米的な発想と、日本というか本来の武道・武術の発想の違いのお話。

例えばここに引き戸があるとします。
この引き戸を開けるとき、なんだか重いと感じたとします。
ここで二つの発想です。
1つは欧米的な発想、「引き戸が重いのならもっと強い力で引く!
もう1つは武道・武術的な発想、「引き戸のすべりを良くしたり、立て付けを直す。
この違いがわかるでしょうか?

もっと強い力で引くというのは、今のスポーツや格闘技の世界で見られる考え方でウェイトトレーニング等によりパワーアップを計ろうとします。
足りないのだから増やしていこうという足し算の発想ですね。

片やすべりを良くするというのは、無駄なモノをなくしていこうという引き算の発想です。
今の日本人が忘れてしまった感がありますが、本来武道・武術においては当たり前の発想です。

さてどちらが楽でしょう?
答えは簡単!すべりをよくした方が楽ですね?
エイヤッ!と引き戸をあけるより、指一本でスッと開いててしまう方が楽なのは当たり前です。
その当たり前の事に目が行かず、今の常識※という流れに流されているのが今のスポーツや格闘技や競技武道の人達です。

これを身体に例えて言うと、筋肉を大きくして何とかしようしているのが現在の人で、身体の無駄な力を全て抜き去り淀みのない連動を使える体に戻そうとしたのが昔の剣豪や武道家たちです。

今の足し算的な考え方や鍛え方では、骨格や筋量や生活様式、民族としての歴史が違うのですから欧米の人には当然勝てません。

日本には本来素晴らしい身体運用と身体感覚の文化があったのですからそれを見直し、日本人にあった独自の体の使い方を磨くべきです!

※常識とは真理ではありません。そう言うことが多いみたいよという多数決の結果が常識です。したがって真理が解明されることで常識というモノはどんどん変化していくモノです。
例えばウサギ跳びや運動中の水分補給などが良い例です。
常識を疑え!非常に重要なことです。

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