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すなけン 2001.2.4

「マフェトン理論」

マフェトン理論、聞いたことがありますか?マフェトン理論は健康を増進する為のガイドラインなんですが、考え方やポジションが私のやっている操体法となんか似ていて面白い理論なので今回の 通信ではこの『マフェトン理論』を紹介しようと思います。気に入ったらトレー ニングに取り入れてみてください。

誰が考えた?

マフェトン理論は、フィリップ・マフェトン博士が考えた理論です。
主にトライアスロン等のエアロビック競技で使われていますが格闘技にも充分使える理論だと思います。
と〜っても簡単に言うと、効率良く脂肪をエネルギーとして利用できる体を作ろう!その為にはナンタラカンタラ・・・と言う事です。
トレーニングというとゼエゼエハアハアいって限界まで追い込まないと効果はないと思いがちですがマフェトン博士はそんな事はただの自己満足でゼエゼエ言う 割りには効果が上がらないよ、もっと人間の仕組みを知れば簡単に効果的に鍛える事が出来るんだよ。と言っている訳です。この辺りが操体法と似ている所ですね。

エアロビック筋を鍛える!

『エアロビック筋』
エアロビック筋を鍛えるとどういうことが起こるのか?
エアロビック筋のエネルギーは脂肪です。
よってエアロビック筋を鍛えると脂肪の燃えやすい体になります。
血液循環が良くなり心肺機能が鍛えられ、活性酸素も減らす事が出来ます。
エアロビック筋に対してアネロビック筋と言う物も存在します。

アネロビック筋は糖質をエネルギーに動きます、無酸素で動く激しい運動の時に使われます。
アネロビックな運動は激しい運動なので、体の害になる活性酸素を発生させ筋肉に大きなダメージを与え回復にも時間が掛かります。また糖質をたくさん使うの で、エアロビック筋を良く鍛えていない状態では血糖値が急に下がってしまう事もあります。

エアロビック筋チェック!

  • 疲れ易い、スタミナがない。
  • お腹がすきやすい、特に甘い物が食べたくなる。
  • 食後に眠気を感じ、居眠りしやすい。
  • 太りやすい。
  • 感情の起伏が激しい。
  • 寝つきが悪い、熟睡できない、寝起きが悪い。

以上の項目に当てはまる人は体の中の脂肪分をエネルギー源として使うエアロビックシステムがしっかりしていない人です。

エアロビック筋を使えると?

  • 精神が安定する。
  • 集中力が増す。
  • 睡眠が深くなり寝起きも良くなる。
  • 病気になりにくく、怪我もしにくくなる。
  • 熱さ寒さの変化にも対応出来るようになる。
  • 運動能力の向上。

良い事尽くめですね(^_^)そしてこれを見る限り私はエアロビック筋が鍛えられていないという事が良くわかります。(^_^;)

実践しよう!

☆心拍数のチェック
マフェトン理論では心拍数をとりながら運動します。運動とはエアロビック運動の事です。(ジョギング・ ウォーキング・自転車・水泳等々)

☆180公式
運動時の心拍数は最大エアロビック心拍数を上限として、そこからマイナス10拍の間です。
例えば、30歳で運動習慣がほとんどない場合は、「180−30−10=140」が最大エアロビック心拍数となり、運動時の心拍数が130拍〜140拍に なるようにスピードを調整します。

A 2年以上の間、順調にトレーニングが出来ていて、
競技やMAFテストの成績が伸びている場合。
180-年齢+5
B 過去2年間、風邪をひいたのは一度か二度で、大きな問題もなくトレーニングが出来ている場合。 180‐年齢
C 競技やMAFテストの成績が伸び悩んでいて、良く風邪をひいたり、故障や怪我を繰り返している 場合。 180‐年齢‐5
D 病気にかかっていたり、治ったばかり、手術したばかり、退院したばかり、もしくは投薬中の場 合。 180‐年齢‐10以上

やり方

ウォームアップ
運動をはじめてから最初の15分かけて、 安静時の心拍数から最大エアロビック心拍数付近まで上昇するように徐々にスピードを上げていきます。
例えば、平常時75拍・最大心拍数150拍の人の場合。
開始1分後に80拍、2分後に85拍、3分後に90拍・・・15分後に150拍というように1分間に5拍ずつ上げていきます。

クーリングダウン
クーリングダウンは運動からの回復の第一段階です。
メイン練習の後15分間かけて心拍数を最大エアロビック心拍数から運動開始前+10拍までゆっくり下げていきます。


実際の運動
台形が基本、時間のないときはウォームアップとクーリングダウンのみでも効果があるそうです。

MAFテスト

マフェトン理論のトレーニングの効果がキチンとでているのか?それを知るために自分で定期的にテストを行います。
一定距離を決めて最大エアロビック心拍数で運動しタイムを測定する方法です。
例えば、400Mトラックを一周ごとにタイムを測定しながら4周します。正確な距離はわからなくても毎回同じ場所で行えば問題ありません。
2週間に一度くらいのペースで行います。

最後に

ここで紹介した以外にも、栄養についてとかオーバートレーニングについてとかいろいろあるのですが、これ以上はメンドクサイ・・・いやス ペースの関係で・・・時間が・・・もし、面白そうだな、もっと詳しく知りたいなと思った方は www.nco.co.jp を見て下さい。
また、『脂肪を燃やすトレーニング』藤原裕司著 宝島社新書から700円+税で出ていますのでそちらをご覧ください。

私も早速始めて見ようと思っています、皆さんもどうですか?
筋肉も勿論大切だけど、スタミナが一番大事だと私は思います。どんなにもっと練習したいと思っても疲れてしまってはろくな練習が出来ませんし、疲れて体が 動かなくなった所では正しいフォームも身に付きません。
そして、病気にかかりにくくなれば続けて練習する事が出来るので「せっかく良い感じになってきたのに風邪でまたやり直しだ〜」と言うこともなくなります。 (私はこれが多い!)
日常生活にもきっと良いことがあるでしょう!そんなわけで今回はマフェトン理論を紹介しました、これからも面白いトレーニング法等があったら紹介していこ うと思います。

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